Prictniumの生楽器事情

こんにちは。
Prictniumの弦楽器および生楽器要素担当のてと(Tetpastorius)です。 即売会でサークルスペースにいらっしゃる方からよく、「これは生演奏?」というご質問をいただきますので、Prictniumの生楽器事情を少しお話させていただきます。

Prictniumにおける生演奏

まず基本的には、てとが担当のベースは生演奏で収録しています。あと、一部の曲のドラムも、生演奏収録しています。
その他、ピアノやシンセ、管楽器類はMidiデータを音源で鳴らすいわゆる打ち込みになります。

  • 管楽器:EWI( 息の量、マウスピースを噛む力を測定してるウィンドシンセ)で打ち込み
  • 鍵盤系:打ち込み
  • ベース:生演奏(主にライン録り)
  • ドラム:一部生演奏、他打ち込み

ドラムが生演奏の曲としては以下のものが挙げられます。

ベースの生演奏録音方法

ベースの収録はもっぱら宅録で、オーディオインタフェースに直ライン入力がほとんどです。
初期の頃(relishあたりまで)はプリアンプかけ取りもしていたことがありますが、あとから調整しやすいのと、VSTのアンプシミュレータが十分使えるので、基本的にライン録りしたものに、Cubase付属の「VST Bass Amp」かNative Instrumentsの「Guitar Rig5」を噛ませてます。

ドラムの生演奏録音方法

ドラムのレコーディングというのは、なかなか難儀で、お金も時間もかかります。
(それゆえ、現状一部の曲にとどまっているのもありますね。。。)
経験値もまだまだなので、結構行き当たりばったりですが、オーソドックスな例をご紹介します。

  • マイクは4本(バスドラ:ATM25、スネア:SM57、オーバーヘッドx2:NT-5)
  • オーバーヘッドは、左右のシンバルの真上あたり、ちょうどドラマーがスティック持ってバンザイしたくらいの高さにセット
  • スネアは打面側のへりあたりを狙う感じ
  • バスドラは、穴に突っ込む

ホントは各シンバル、タムにも個々にマイク立てたり、スネアのスナッピー側も録るとか、いろいろあるとは思うのですが、ミックスが大変、セッティングが大変(セッティングに時間割くより、レコーディング時間稼ぎたい)なのと、そもそも私が所有するオーディオインタフェースが4chしかないので、この組み合わせが妥当かな、と。
ちなみにマイクは一般的なリハーサルスタジオで「ドラム録るので貸してください」と言えば一つ100~200円/1Hくらいでレンタルできると思います。

私は使い慣れたDAWとオーディオインタフェース使いたいので、スタジオでマイクと机借りて、ラップトップとインタフェース持ち込んでドラマーのShowhey氏に叩いてもらってますが、スタジオによっては専用のレコーディングブースにオーディオインタフェース、DAWがインストールされたPCまで貸してくれるプランもあるらしいです。 最近はYoutubeとかへの配信需要なのか、レコーディング機材に映像機材まで充実したスタジオも増えてきて、いい時代になったものだな!

私も、プロでも専門に習っていたわけでもないので、模索しながらなのですが、参考と備忘録かねて書いてみました。
むしろ「もっとこうしたほうがいいぞー!」というご意見などありましたら、ぜひコメントなどで教えていただけると幸いです。

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