Penta [PRNI-0008]

アルバム紹介

おかげさまでPrictniumは、2017年秋のM3で5周年になります。デビュー当時(1作目のEartSia)から応援してくださる方や、最近知ってくださる方々のおかげで、ここまで続けることができた、というのは5年前には全く予想の付かないものですね。この場を借りて御礼申し上げます。

この5年間で、メンバーもドラムが正式に増え、4名体制になり、途中ゲストメンバーに参加してもらったアルバムもあります。

ということで、せっかくなので、5周年記念アルバムをリリースします! というのが今回の企画です。

Prictnium 8作目となる今回のアルバムは、ベストアルバム。とはいえ、単に過去の音源の詰め合わせでは、なんにも面白くないですし、第一、僕ら自身もそういうベスト盤は欲しくない・・・。

というわけで、今回のベスト盤に収録する過去にリリースした曲は、全て、「新アレンジ」で「再録」することにしました!

今回取り上げる範囲は、2012年の1作目「EarthSia」から、2013年の「relish」、2014年の「焔-HOMURA-」まで。

知ってる曲もこうしてアレンジを変えて聞いてみると、其の曲のまた別の側面を感じるものだから不思議です。

是非、過去曲を聞いたことがない方は、試聴でも良いので事前にお耳に挟んでおくことをオススメします。

そして、過去曲のアレンジだけでは飽き足らず、加えて、1曲の新曲と、著作権切れジャズ・スタンダード曲から1曲、合計2曲で挟みました。

今回はジャズというよりも、全体的にロックやフュージョンなど熱いアレンジが多め。もちろん、いつものprictniumらしく、構成メンバーそれぞれの特徴を混ぜ混ぜした、オリジナルジャズアルバムをお届けします!

Creative Commons – Attribution-NonCommercial-ShareAlike 4.0 International

※本作品の内容は、M3当日までに予告なく変更の可能性があります。予めご了承下さい。

M3 2017秋 頒布情報

出展スペース:第一展示場 O-05b
イベント価格:1,000円

※2017秋M3以降も各種イベントにて頒布予定ですが、現時点で増刷の予定はございません。詳細はその時々の最新情報等をご確認下さい。

リンクバナー

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アルバムアートワーク

トラック&ライナーノーツ

1. Pentatonium
5周年目の新曲フュージョン。この曲は、メンバーそれぞれが断片フレーズを持ち寄って、それを組み合わせて合体させて制作した曲。全く雰囲気の違うフレーズを組合せて、1つの曲を作るというのも不思議な感じになって面白いでしょう?
2. EarthSia -2017-
1作目のアルバムタイトル「EarthSia」の新録アレンジ。元のアレンジとはうって変わって、アダルティでちょっと妖艶な雰囲気をまとったアレンジに。ジャズらしく、ソロ回しはソプラノサックス、ベース、エレピとそれぞれ特色が出ていてフレーズも美しく、一聴の価値ありです。
3. Momentum -2017-
これも元の曲のイメージと違う! エレピのリズミカルでエッジの聞いた印象的なバッキングから始まり、トランペットが熱く歌います。ドラムとベースもしっかりロックしながら曲を支えてます。ロックだけれどちゃんとソロ回しもあって、エレピ、トランペット、ドラムがジャムってます!
4. relish -manpuku-
2作目のアルバムタイトル「relish」から。この曲は、実は色んなアレンジが既に過去のアルバムに収められています。-zensai-、-hashi yasume-、-shime!-、-Okawari- と来て、今回は -manpuku-。そんなに同じ曲を聴かされても…って? いえいえ、このアレンジはクールなジャズでまた必聴なんです!
5. 十字航路 -2017-
2作目「relish」から十字航路を。熱いオルガンと、サックスとトランペットのダブルホーンで、ロックフュージョンな新アレンジ。元はリズムはカホンでしたが、今回はばっちりドラムも鳴って、ベースもウネウネ動いていて、エンディングまで突っ走るこの感じ。聞き逃せませんよ。
6. 焔 -2017-
3作目のアルバムタイトル「焔」から。拍子が変わって6/8。これがまた、なんとも特徴的なピアノバッキングを生み出しているのです。このアレンジはメンバーのテトさんとマキャさんのアイデアを合作したもの。元の曲が持つ渋さと、このアレンジの熱く複雑な勢いもイイものです。
7.My Little Suede Shoes
アルバムのラストはチャーリー・パーカー作曲のジャズ・スタンダードのアレンジ。Pricnium流のアレンジで、普通のジャズとは一味違ったジャンルミックス加減になっております。この雰囲気をなんと表現したらよいのか、カワイイような、大人なような。